床につくとき、『今が朝ならいいのに』と思い、 夜が明けるまで、寝返りを打って悶々とする。
わたしは寝るときに言う、『いつ起きるだろうか』と。しかし夜は長く、暁までころびまわる。
わたしは寝るときに言う、『いつ起きるだろうか』と。 しかし夜は長く、暁までころびまわる。
横たわればいつ起き上がれるのかと思い 夜の長さに倦み いらだって夜明けを待つ。
夜を昼、昼を夜だと人は言う。 とんでもない錯覚だ。
夜になればなったで、何もかもが物憂く、 骨がけずり取られるような痛みが 絶え間なく襲ってくる。
見張りの者が夜明けを待つよりも切実に、 主を待ち望んでいます。
痛みのため、私はやせ細りました。 夜ごと涙で枕をぬらします。
神からの答えがあるまでは、眠ることもできません。 それどころか、悲しみのあまり、 もう祈りのことばさえ出てこないのです。
「嵐にもてあそばれ、苦しみ悩んできた わたしの民よ。 わたしはあなたをサファイヤの土台の上に建て替え、 回りの壁を宝石で造る。
朝がくると、『夜になればいいのに』と言い、夜になれば、『朝がくればいいのに』とため息をつきます。そう言わずにはいられないほど、恐ろしいことばかり起こるのです。