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哀歌 4:9 - リビングバイブル

剣でひと思いに殺される者は、 飢えのためにじわじわと死に追いつめられる者より はるかにましです。

この章を参照

Colloquial Japanese (1955)

つるぎで殺される者は、飢えて死ぬ者よりもさいわいである。彼らは田畑の産物の欠乏によって、刺された者のように衰え行くからである。

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Seisho Shinkyoudoyaku 聖書 新共同訳

剣に貫かれて死んだ者は 飢えに貫かれた者より幸いだ。 刺し貫かれて血を流す方が 畑の実りを失うよりも幸いだ。

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哀歌 4:9
10 相互参照  

最後の年の第四の月の九日になると、町に残っていた最後の食糧も底をつきました。


「ああ、エジプトにいればよかったのに。あのまま主の手にかかって死んだほうがまだましだった。あのころは、少なくとも食べ物はたっぷりあった。なのに、あなたたちはこんな荒野に私たちを連れ出し、ここでみんなを飢え死にさせようとしている。」


町中が上を下への大騒ぎになっています。 あれほど繁栄していた優雅な都に、 足の踏み場もないほど死体が転がっています。 勇敢に戦い、戦死したのではなく、 疫病で倒れた人たちの死体なのです。


恐ろしい病気にかかって死ぬからだ。彼らのために嘆いたり、埋葬したりしてくれる者は、一人もいない。死体は地面に放り出されたまま腐り、地の肥やしになる。彼らは戦争やききんで死に、死体は、はげたかや野獣につつかれ、引き裂かれる。


喪中だというのに、頭にはターバンを巻き、足に靴をはき、嘆くことも泣くこともしません。互いの罪を嘆き合い、自分たちが犯した多くの悪を悲しむのです。


イスラエルは、『自分たちの犯した罪が重くのしかかって、私たちはすっかりやせ衰えた。どうして生きていられよう』と嘆いている。


主はこう言って、さらにことばを続けました。「人の子よ。エルサレムではパンの配給が乏しくなる。注意深く量り、こわごわ食べることになるだろう。水も少量しか分け与えられず、人々は不安のうちにそれを飲むようになる。


城壁の外に出れば、敵が彼らを殺そうと待ちかまえている。城壁の内側にとどまれば、ききんと疫病で滅ぼし尽くされる。


運よく生き残った者も、自分と先祖たちの犯した罪の重さに耐えきれず、見る影もなくやつれ果てるだろう。


家畜も農産物も食い尽くされ、イスラエルでは麦も新しいぶどう酒もオリーブ油も底をつき、牛や羊もいなくなります。