敵は殺意を抱いて私を取り囲んでいます。
わたしの民イスラエルに永遠の住まいを与えるので、二度と不安におののくことはない。悪い国々も、以前のように手出しはできない。
愛する者たちをあなたの隠れ家にかくまい、 悪だくみをする者の手から守ってください。
良いことをしてやっても、悪でそれに報いるのです。 私はもう力尽きてくずおれそうです。
私のいのちをつけねらう連中をなぎ倒し、 恥を見せてやってください。
彼らは無実の私にぬれぎぬを着せようと、 罠をしかけ、落とし穴を掘ったのですから。
もしそうであれば、敵が私を滅ぼし、押しつぶし、 ちりの中でこのいのちを踏みにじることを 神がお許しになったとしても、 私は何も言えません。
王とダビデは、同じ山の一方の側とその反対側を進むほどに近づき、サウルとその兵が迫ると、ダビデはうまくそれを避けました。しかし、まもなくその必要もなくなりました。
さあ、これをよくごらんください。あなたの上着のすそです。私はこれを切り取りはしましたが、おいのちには手をかけませんでした。これでもまだ、私があなたをねらっているとお思いでしょうか。たとえあなたが私のいのちをつけねらわれても、私は謀反の罪など犯してはいないことを、どうかわかっていただきたいのです。