バテ・シェバがていねいにおじぎをすると、王は、「何の用か」と尋ねました。
バテ・シェバは、言われたとおり王の寝室へ行きました。王は非常に年老いていて、アビシャグが身の回りの世話をしていました。
「王様に申し上げます。あなたは、主に誓って、わが子ソロモンが次の王になるとおっしゃいました。
「小さなお願いがあります。ぜひ、聞き届けてください。」 「母上、どんなことでしょう。何なりと伺いましょう。」
酒がふるまわれるころ、王はもう一度尋ねました。「エステルよ、いったい何が欲しいのだ。願い事を申すがよい。帝国の半分でも、何でもかなえてやろう。」
「どんなことですか。」「どうぞ、あなたの御国で、この二人の息子を、あなたの次に高い位につかせてやってください。」
イエスは二人の前で足を止め、「どうしてほしいのですか」とお尋ねになりました。「先生。見えるようになりたいのです。」彼らは答えました。
少年が行ってしまうと、ダビデは隠れていた野の南側から姿を現しました。二人は手を取り合って悲しみ、涙が二人の頬をぬらしました。ダビデは涙もかれ果てるほど声を上げて泣き続けました。
アビガイルはダビデを見るやいなや、さっとろばから降り、その前に出て深々と頭を下げました。
