せめてつばを吐く間だけでも ひとりにしておいてください。
私の寿命が残りわずかであることが おわかりにならないのですか。 二度と帰らぬ旅路につき、 暗闇と死の陰の国へ行く前に、 しばらく私を苦しませるのをやめ、 つかの間の安らぎを味わわせてください。
だから、つかの間の休息を与えてください。 怒りに燃える目をそらして、 死ぬ前に、ほんの少しでも安らぎを与えてください。
次から次へと、息もつかせず、 非常な悲しみで私の心を満たしている。
どうかこのいのちをお助けください。 死ぬ前にもう一度、元気になりたいのです。 喜びに満たされたいのです。
狼狽し、心がかき乱されています。 不安に駆られ、 気分がすっかりめいっています。 ああ、私を早く元どおりにしてください。
主よ、いつまで悪者は勝ち誇り、 有頂天でいるのですか。
彼らは大声で、主に、こう叫んでいました。「おお、きよく、真実で、絶対者なる主よ。地上の人々のひどい仕打ちを、さばいてはくださらないのですか。いったいいつ、私たちの血の復讐をしてくださるのですか。」