人間の見張り役である神よ。 私の罪がご気分を害したのですか。 なぜ私を標的にし、 とても生きてはいられないようにさせるのですか。
エズラは声を出して祈りをささげました。「ただおひとりの神様。神様は天と地と海、そして、その中に存在するすべてのものをお造りになり、すべてのものを支えておられます。天の御使いたちもみな、ひれ伏しています。
神にこう言おう。 むやみやたらと責めるだけでなく、 なぜそうするのか、わけを聞かせてください。
あなたは、私を痛烈に批判し、 若いころの過ちを一つもらさず責め立てます。
ところが今、代わりに、 私にあとわずかしか生きることを許さず、 しかも、すべての過ちに目を留め、
とんでもない。悪いからこそ罰せられるのだ。 あなたの罪は底なしなのだ。
私から出るのはため息ばかりで、 食事ものどを通らない。 うめき声は水のように止めどなくあふれている。
私は、アダムのように罪を隠したことがあるだろうか。
彼は大声で友人に言う。 『私は罪を犯したが、神は釈放してくださった。
『私は潔白だ。罪など犯していない』と。
あなたが罪を犯したところで、天をゆさぶり、 神を御座から突き落とすことができようか。 罪を山と積んだところで、 神にとって、それが何になるのか。
主は弓矢で私を狙いうちにした。 その毒矢は心臓深く突き刺さった。 神からの恐怖は隊列を組んで私に襲いかかる。 そのたびに、身のすくむような思いがする。
彼らは、主の矢にねらわれているのを知り、 あわてて向きを変え、一目散に逃げるでしょう。
あなたの正義は神の山のように不動で、その判断は、 満ち潮の海のように知恵であふれています。 神は人にも獣にも心をお配りになります。
天の軍勢の神である主よ、いつまで怒り、 この祈り耳にをふさがれるのですか。
主は弓を引きしぼり、私にねらいをつけました。