朝ごとに尋問し、一日中痛めつけなければ 気がすまないのですか。
こののち、神はアブラハムの信仰と従順を試しました。 「アブラハム。」 「はい、神様。」
あなたは、このようにはかない人間をきびしく責め、 あくまでさばこうとするのですか。
しかし神は、私の身に起こった一部始終をご存じだ。 私を調べてもらえば、 神は私が完全に潔白であると認めるはずだ。 そうだ、純金のように混じり気がない者だと。
神に従う生活から得たものは、 苦しみと災いだけです。 しかも、それは、くる日もくる日も、 朝から晩まで私につきまとうのです。
それらを拝んでもならない。どのような方法で礼拝してもならない。あなたの神はこのわたしだけである。わたしはねたみ深いから、わたしとほかの神を同時に愛することは許さない。わたしの罰は、わたしを憎む者の子ども、孫、ひ孫までも及ぶ。
今は黙って、わたしが話しておいた地に民を導くのだ。わたしの使いが必ずあなたの前を行くようにする。だが、今度のことは見逃すわけにはいかない。彼らの罪は罰する。」
私たちが仕えた神々は死んで姿を消し、 もう息を吹き返しません。 あなたが彼らに立ち向かい、滅ぼしたからです。 彼らはすっかり忘れ去られました。
そのため、天の軍勢の主は、さらにこうつけ加えます。 「わたしは彼らを悩みの炉に入れてとかす。 彼らを精錬し、金属のように試す。 これ以外にどんなことができよう。
多くの者は、激しい試練や迫害によってきよめられる。しかし悪者は悪の中に生き続け、一人として悟る者がない。進んで学ぼうとする者だけが、その意味を知るようになる。
しかし、主はそんな町の中にいても不正を行わない。 日に日に神の正義が明らかになる。 ところが、だれも注意を払わない。 悪者たちは恥知らずだ。
わたしは、その残った三分の一を、 金や銀を精錬するように、火の中を通らせて純化する。 彼らはわたしの名を呼び、わたしはその声を聞く。 わたしは『これはわたしの民』と言い、 彼らは『主はわたしたちの神です』と言う。」
〔パンに似ているけれど〕それまで見たこともない食物、マナを下さったのも主です。こうして、あなたがたに謙遜を学ばせ、信仰を強め、ほんとうの幸せを与えようとなさったのです。
これらの試練は、あなたがたの信仰をテストするためにあるのです。それによって、信仰がどれほど強く純粋であるかを量られます。それはちょうど、金が火によって精錬され、不純物が取り除かれるのに似ています。しかも神にとっては、あなたがたの信仰は、金よりはるかに尊いものです。ですから、信仰が火のような試練のるつぼの中で鍛えられ、なお強くされるなら、あなたがたは、イエス・キリストが再び来られる日に、多くの賞賛と栄光と名誉とを受けることになるでしょう。