寝るときは金持ちであっても、 朝、目を覚ますと財産がごっそりなくなっている。
その王位はシロ(権威を持つ者、メシヤとも解される)が来る時まで続く。人々がみなシロに従うその時まで、ユダは安泰である。
しかし、人は違う。 死んで葬られると、その霊魂はどこへ行くのか。
悪者が勝ち誇るのはつかの間で、 不信心な者の喜びは一夜の夢だ。
悪者はたいてい災いの日に命拾いし、逃げのびる、 と答えるに決まっているから。 だれも面と向かって彼を責めず、報復もしない。 そればかりか、兵士が彼の墓を見張ってくれる。
だが、今どんなにうまくいっていても、 彼らもやはり麦の穂のように刈り取られ、 帰らぬ人となる。
私を殺すつもりだということがわかります。
なぜ私の罪を赦し、除いてくださらないのですか。 私は今にも息絶える身ではありませんか。 神が捜しても、私はどこにもいなくなるのです。」
私を見ていられるのも長くはない。 もうじき、私の死骸を見るようになるだろう。
あなたを憎む者は、結局は恥をかき、 悪者は滅ぶことになるのだ。」
神は、老いも若きもいっしょに掃き捨て、 あっという間に滅ぼされます。
金持ちになろうとあくせくするのは時間のむだです。 そうやってもうけても、 札束にはすぐに羽が生えて飛んで行くからです。
骨を掘り出して、わたしの民が愛して拝んだ太陽や月や星の前にさらす。骨は再び集められて葬られることもなく、肥やしのように地面にばらまかれる。
ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、神がこの都のために遣わされたすべての人を石で打ち殺す町よ。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、何度、あなたの子らを集めようとしたことでしょう。それなのに、あなたがたはそれを拒んでしまったのです。
刈り入れの時が来たら、麦ともみがらをふるい分け、麦は倉に納め、もみがらは永久に消えない火で焼き捨ててしまわれる。」