彼は恐怖に襲われ、 夜の間に嵐で吹き飛ばされる。
その夜、主の使いがアッシリヤの軍勢十八万五千人を打ち殺しました。翌朝になって見ると、死体があたり一面に転がっていました。
おぞましいことに囲まれ、 穏やかな日があっても、すぐさま過ぎ去る。
敵が、すぐあとをつけているのだから、 彼が怖がるのもむりはない。
彼が腹いっぱいになる寸前に、神の怒りが下る。
彼は幻のように消え失せ、
風が彼らをわらのように吹き飛ばし、 嵐が運び去るというのか。とんでもない。
だが、彼らはあっという間に地上から姿を消す。 その持ち物はのろわれ、子どもに財産を残せない。
彼らはあっという間に死ぬ。 身分の高い者も低い者も、真夜中に突然、 人の手によらないで取り去られる。
死の鎖が私に巻きつき、 洪水のように滅びが押し寄せてきました。
神のさかまく大波が私の頭上を越え、 悲しみの洪水が、とどろく大滝のように 降りかかってきます。
ああ主よ、彼らがあなたの力と御名を 認めるようになるまで、 徹底的に恥をかかせてください。
私たちは、流れの速い潮に乗って見る間に過ぎ去り、 一夜の夢のように、あわただしく消えていきます。 朝のうちは青々と生い茂っていても、 夕暮れには刈られてしおれる草のようです。
その夜のこと。真夜中ごろ、ファラオの世継ぎから地下牢に入れられている捕虜の子に至るまで、エジプト人の家の長男はすべて、神の手にかかって死にました。家畜の初子も同じです。
その夜のうちに、カルデヤ人の王ベルシャツァルは殺され、
あなたは私を大海の深みに投げ込まれました。 私は大水の流れの中に沈み、 激しくさかまく波をかぶりました。