その恐るべき日は近い。 急ぎ足でやってくる。 その日には、勇士たちも泣きくずれる。
ヘシュボンとエルアレの住民の叫びは、 ずっと離れたヤハツまで聞こえる。 モアブで一番勇敢な勇士でさえ、 すっかりおじ気づいて泣き声を上げる。
しかし今は、あなたがたの使者は 大いに失望して泣いています。 アッシリヤが和平の申し入れを退けたからです。
町が騒ぎ立っています。 いったいどうしたというのでしょう。 神殿から聞こえてくる、 あのすさまじい物音は何でしょう。 あれは、主が敵に報復している音です。
どこを見ても、目につくものは苦しみと悩みと暗たんとした絶望だけだ。こうして彼らは暗闇の中に追いやられる。」
羊飼いの半狂乱の叫び声、 指導者の絶望まじりの叫び声を聞くがいい。 わたしは彼らの牧場を荒らしたのだ。
ああ、今までの歴史の中で、 やがてくる日のような恐怖の時があったでしょうか。 それは、同胞イスラエルの苦しみの時で、 今までに一度も経験したことのないものです。 しかし、神は彼らを救い出してくださいます。
だがどうしたわけか、 エジプトの軍勢は恐れに取りつかれて逃げて行く。 人一倍の武勇を誇る兵士さえ、 うしろを振り向きもせず、一目散に逃げる。 恐れが四方八方から彼らを取り囲む。
町々は攻め取られ、要塞はつぶされます。 偉大な勇士も、産みの苦しみをする女のように、 恐れに取りつかれて弱くなります。
神である主は、このことわざをやめさせる。人々はもう、それを口にしなくなる。代わりに、このことわざを言わせなさい。『すべての預言の成就する時がきた。』
さあ、その時がきた。その日が近づいた。神の怒りがその地に臨むので、買う物もなく、売る物もなくなる。
運よく逃れた者も、山々にひそむ鳩のように、その寂しさを嘆き悲しみ、自分の罪のために泣き悲しむ。
ああ、恐ろしい刑罰の日がこようとしている。 全能のお方からの破壊がすぐそこまできている。
さあ、エルサレムに警報を鳴らせ。 わたしの聖なる山に警告の角笛を響かせよ。 すべての者よ、恐れおののけ。 主のさばきの日が近づいているからだ。
主はひと声で、彼らを指揮する。 これは主の大軍で、主の命令に従う。 主のさばきの日は実に恐ろしい。 だれが、それに耐えることができるだろうか。
主の大いなる恐るべき日がくる前に、 太陽は暗くなり、月は血に変わる。
谷は、人、また人で埋まっている。 運命の判決が下るのを待っているのだ。 さばきの谷で主の日が近づいているからだ。
主がエルサレムの神殿から叫ぶと、地と空は震えだす。 しかし、ご自分の民イスラエルにはとても優しい。 主は彼らの避難所、また力なのだ。
「アモス、何を見ているのか。」「熟した果物がいっぱい入ったかごです。」すると主は言いました。 「この果物は、わたしの民イスラエルを表している。 彼らが罰を受ける時は熟したのだ。 もう二度と見過ごしにしない。
警告を発する叫び声が、 エルサレムの中心から遠く離れた門から上がり、 だんだん近づいてきて、ついに前進する軍勢の音が、 町が立っている丘の頂に達する。
静まって、主の前に立て。 主のさばきの恐ろしい日がくるからだ。 神はご自分の民を虐殺する手はずを整え、 死刑執行人を選んでいる。
見よ。 わたしは、神の大いなる恐るべき審判の日がくる前に、 エリヤのような預言者を遣わす。
主の恐るべき日が来る前に、 太陽は暗くなり、月は血のように赤くなる。
自己中心にならず、あなたがたが思いやりにあふれていることを、だれもが知る者になりなさい。主がもうすぐ来られると、いつも意識していなさい。
主は、大号令と、天使の長の声と、神の召集ラッパの響きと共に天から下って来られます。その時、まず最初に復活して主にお会いできるのは、すでにこの世を去っているクリスチャンです。
シナイ山から語られた神の声は、大地を揺り動かしました。しかし、「わたしはもう一度、地だけではなく、天も揺り動かす」(ハガイ2・6)と、神は宣言しておられます。
互いに文句を言い合ってはいけません。自分だけは人から非難されない自信でもあるのですか。見なさい。偉大な裁判官である主が、すぐそこまで来ておられます。
偽教師たちは貪欲で、人のふところをねらうためには、手段を選びません。しかし神は昔から、彼らをきびしく罰してこられました。彼らの滅びは確かです。