それは神の怒りが注ぎ出される日、 恐ろしい苦悩と苦痛の日、崩壊と荒廃の日、 暗闇と陰鬱、 暗雲と暗黒の日。
さあ、神の日が来る。 それは、神の憤りと激しい怒りに包まれた、 身の毛もよだつような日だ。 地は、そこに住む罪人もろとも滅びうせる。
ああ、胸の張り裂けそうな悲しみの日。 天の軍勢の主が与える混乱と恐怖の日。 エルサレムの城壁はくずれ落ち、 山々に断末魔の叫びがこだまします。
どこを見ても、目につくものは苦しみと悩みと暗たんとした絶望だけだ。こうして彼らは暗闇の中に追いやられる。」
ああ、今までの歴史の中で、 やがてくる日のような恐怖の時があったでしょうか。 それは、同胞イスラエルの苦しみの時で、 今までに一度も経験したことのないものです。 しかし、神は彼らを救い出してくださいます。
主はひと声で、彼らを指揮する。 これは主の大軍で、主の命令に従う。 主のさばきの日は実に恐ろしい。 だれが、それに耐えることができるだろうか。
それは陰うつな暗闇の日、暗雲の重く垂れ込めた日。 なんという大軍か。 山々を夜のように覆い尽くしている。 なんと大きく、何と強力な「民」であることか。 このような民は、 世界が始まって以来見たこともないし、 これから見ることもないだろう。
主の大いなる恐るべき日がくる前に、 太陽は暗くなり、月は血に変わる。
あなたがたの金銀も、主の怒りの日には役に立たない。 そんなもので自分の身代金を払うことはできない。 神のねたみの炎が、全地をなめ尽くすからだ。 神はユダの民すべてをたちまちのうちに取り除く。
まだ時間があるうちに。 さばきが始まり、 残された機会がもみがらのように吹き飛ばされる前に。 主の激しい怒りが襲いかかり、 御怒りの恐るべき日が始まる前に。
これらの迫害が続いたすぐあとで、太陽は暗くなり、月は光を失い、星は天から落ち、天体に異変が起こります。
ところが、どうでしょう。あなたは耳を貸そうともしません。強情をはり、罪から離れようとしません。こうして、神の御怒りをどんどん積み上げているのです。神が裁判官として立ち、すべての人を正しくさばかれる、御怒りの日が近づいているのです。
町々は包囲され、頼みの高い城壁もついにくずれ落ちる日がきます。
しかし神は、今の天と地を、不敬虔な者たちのさばきの日に火で焼き滅ぼすため、そのまま残しておくようにされたのです。
神と小羊の怒りの日がついに来たのだ。だれがそれに耐えられよう。」