「もう一度、わたしの言うことを伝えよ。 人は倒れたら起き上がり、 間違った道を歩いていると気づいたら、 来た道を引き返す。 ところがこの民は、 わたしからの警告があるにもかかわらず、 悪い道をどんどん進んで行く。
もし民が罪を悟り、この神殿に向かって祈るなら、
わたしは、あなたの罪をすっかり消した。 それは、昼になると朝もやが消えてなくなるように、 影も形もなくなった。 さあ、わたしのもとに帰って来なさい。 あなたを自由にする代価は支払いずみだ。」
悪事を捨て、悪いことをしようとする思いを、 きっぱりと捨てなさい。 主に立ち返るなら、 主はあなたをあわれんでくださいます。 私たちの神に帰りなさい。 神は赦してくださいます。
エルサレムの預言者はもっと悪い。 彼らのしていることは、目をそむけたくなるほどで、 姦淫を犯し、不正を愛している。 悪いことをしている者を罪から引き戻すどころか、 反対にほめ、励ましている。 この預言者たちは、ソドムやゴモラの住民のように、 徹底して堕落している。」
ある人が妻を離縁し、彼女が再婚した場合、 彼女が再び戻って来ても妻にすることはできない という法律がある。 彼女は汚れた者となっているからだ。 だが、おまえたちは、わたしを置き去りにして 幾人もの恋人と結婚しておきながら、 あつかましくも、またわたしのもとへ帰ると言っている。
わたしの背信の子らよ、 もう一度わたしのところへ戻って来なさい。 そうすれば、おまえたちの罪という病を治そう。」 この神の呼びかけに、彼らはこう答えます。 「帰ります、神よ。神は私たちの主だからです。
ユダの民は、わたしがこれからしようとしている恐ろしいことが文字になっているのを見て、悔い改めるかもしれない。そうすれば、わたしは彼らを赦す。」
「イスラエルよ、本気でわたしのもとへ帰りたければ、 偶像を完全に捨てよ。
主はこう尋ねます。「わたしが、悪者の死ぬのを見たがっているとでも思うのか。わたしは、彼が悪の道から離れ、正しく生きるようになることしか願っていない。
イスラエルよ、あなたの神、主のところに帰りなさい。 あなたは自分の罪によってたたきのめされたのだから。
『さあ、主に帰ろう。 私たちを引き裂いたのは主だ。 その方が治してくださる。 主は傷つけたが、手当てしてくださる。
ほかの神々を自慢することで、 公然と自分を罪に定めている。 それでも自分の神のもとには帰らず、 神を見つけようともしないのだ。
「美しいおとめイスラエルは砕かれて倒れ、 地に押しつぶされて、起き上がることができない。 助けてくれる者もなく、孤独のうちに死んでいく。」
敵よ、私のことで喜ぶな。 私は倒れても、また起き上がるからだ。 たとえ暗闇の中に座っていても、 主が私の光となる。