主は、続けて言いました。 「わたしは、わたしの相続財産である民を見限った。 一番愛している者たちを、敵の手に渡した。
生き残ったわずかな民さえ見限り、敵の手に渡す。
主の怒りは激しく燃え上がり、 神は彼らを嫌悪なさいました。
神の怒りの火は燃えさかり、 イスラエルの民は虫けらのように殺されました。
主はあなたがたを捨てました。 あなたがたがペリシテ人の習慣にならい、 魔術や悪魔礼拝をする東方の外国人を迎えたからです。
わたしの民は、何の権利があって、 わたしの宮に来るのか。 おまえたちは裏切り者で、ほかの神々を拝んできた。 おまえたちのいろいろな約束やいけにえが、 今になって、滅びの運命をいのちと喜びに 変えることなどできようか。
主よ、ユダを完全にお見捨てになったのですか。 エルサレムを憎んでいるのですか。 これほどの罰を受けても、 まだ平和は訪れないのですか。 ようやく傷を治していただけると思っていました。 ところがどうでしょう。平和になるどころか、 どこもかしこも悩みと恐れでいっぱいです。
こうして、わたしがおまえたちのために取っておいた すばらしい相続財産は、 おまえたちの手からこぼれ落ちる。 わたしはまた、おまえたちを奴隷として、 遠い敵国へ売り渡す。 それは、おまえたちが、 いったん燃えたら永久に消えないわたしの憤りに、 火をつけたからだ。」
だが、もしおまえがこの警告を聞かないなら、わたしは自分の名にかけて誓うが、この宮殿は必ず廃墟となる。
民の一人、または『預言者』か祭司の一人が、『エレミヤよ。今日は神からどんな悲しいニュースを聞いたのか』と尋ねたら、こう答えなさい。『どんなニュースを聞きたいのか。おまえたち自身が悲しいニュースそのものではないか。神がおまえたちを捨てたのだから。』
わたしは、イスラエルとユダを見捨てたわけではなく、 依然として彼らの神である。 だがカルデヤ人の地は、 イスラエルのきよい神に対する罪で満ちている。」
エルサレムよ、深く恥じて頭をそり、 ひとり山の上で泣け。 わたしは憤って、この民を退け、捨てたからだ。
イスラエルが子どものころ、 わたしは彼を息子のように愛し、 エジプトから連れ出した。
「彼らのすべての悪事はギルガルで始まった。 わたしも、その地で彼らを憎み始めた。 その偶像礼拝のゆえに、 わたしは彼らをわたしの地から追い出す。 もう彼らを愛さない。 彼らの指導者はみな反逆者だからだ。
シオンで角笛を吹き鳴らせ。 断食を呼びかけ、民を聖なる集会のために集めなさい。
わたしは世界の軍隊を 『主がさばきを行う谷』に集めて罰する。 彼らはわたしの民を傷つけ、 わたしの相続財産を諸国の中に散らし、 わたしの地を分割したからだ。
人々は敵の手にかかって、むごい殺され方をするでしょう。また、捕虜となって多くの国々に連れ去られたり、追放されたりする人もいます。エルサレムは占領され、神の恵みの時が来て、外国人の勝利の期間が終わるまで、彼らに踏みにじられるのです。
ベニヤミン族への祝福のことば。 「主に愛され、みそばで安らかに住む者よ。 主は優しく見守り、 あなたがたにどんな害も受けさせません。」