涙を絞って嘆きなさい。 よく肥えた畑は見る影もなくなり、 かつては実をいっぱいつけたぶどうの木は、 見る影もなくなるからです。
主は地をくつがえし、 広大な荒れ地にしようとしています。 全国民を地上のあちこちに追い散らします。
人生の喜びは去り、 ぶどうは収穫期になっても実らず、 ぶどう酒は底をつきます。 陽気だった人も顔をくもらせ、 うなだれます。
土地にはいばらや野ばらが生い茂り、 笑い声の絶えなかった家や、活気に満ちていた町は、 あとかたもなくなります。
私は涙のかれるまで泣きました。 同胞の身に起こったことを見て、 悲しみのあまり胸が張り裂け、 身を切られる思いでした。 幼い子どもや、生まれたばかりの赤ん坊が、 道ばたで衰弱し、息絶えていくのです。
そこでわたしは彼らに、一度は与えようと思った選ばれた地、乳とみつの流れる地に、彼らを導き入れないことにすると告げた。
わたしのぶどうの木を荒らし、 いちじくの樹皮をはぎ取り、幹も枝も白く、 丸裸にしてしまう。
ニネベの王妃は裸で通りに引き出され、 奴隷として引いて行かれる。 泣き悲しむ侍女たちもいっしょだ。 彼女たちが鳩のように泣く声と、 悲しんで胸を打つ音を聞け。