土地にはいばらや野ばらが生い茂り、 笑い声の絶えなかった家や、活気に満ちていた町は、 あとかたもなくなります。
悪者どもの手に入れた肥沃な地を、 塩分の多い荒れ地に変えられます。
町中が上を下への大騒ぎになっています。 あれほど繁栄していた優雅な都に、 足の踏み場もないほど死体が転がっています。 勇敢に戦い、戦死したのではなく、 疫病で倒れた人たちの死体なのです。
もの言わぬ廃墟が、 かつては喜びにあふれていた地の、 ただ一つの名残りです。 輝かしい歴史を振り返り、 遠くにあった植民地の一つ一つを思い出しなさい。
天の軍勢に命令を下す主が、 その思い上がりをたたきのめし、 人間の偉大さなど取るに足りないことを示そうと、 このようにしたのです。
暴徒は群れをなし、 「酒をくれ」とわめきます。 喜びは失われ、楽しみは忘れ去られました。
城壁で囲まれた町々はひっそり静まり返り、 家は荒れ、通りには草が茂り、 牛は町をのし歩いて草を食べ、 木の枝を食べるようになります。
宮殿にはいばらが生い茂り、 要塞にはいらくさが一面に生えます。 こうして、山犬のねぐら、 だちょうの住みかとなるのです。
十ツェメド(十組の牛が一日で耕す面積)のぶどう園から、 たった一バテ(二十三リットル)のぶどう汁も取れず、 一ホメル(二百三十リットル)の種をまいても、 たった一エパ(二十三リットル)の収穫しかありません。
枝を下ろしたり雑草を除いたりせず、 いばらのはびこるままにしておこう。 もう二度と雨を降らせないよう、雲に命じよう。」
いばらの生えていた所には、糸杉が茂り、 いらくさが生えていた所には、 ミルトスの木が芽を出す。 この奇跡はわたしの名を偉大にし、 わたしの力と愛を示す永遠のしるしとなる。」
「主よ、人々があなたに聞きたいと思うようになるまで、どのくらいの年月が必要でしょうか」と私が言うと、主は答えました。 「町々が破壊され、住む者もいなくなり、 国中が荒れ果て、
豊かなぶどう園は、 いばらの生い茂る雑草地となり、
たとえ敵のとりでに対抗するために、この町の家々と王宮を壊して城壁を補強する材料にしたとしても、
一方、エルサレムの町は王宮もろとも焼き払われ、城壁は無残な姿をさらすばかりでした。
彼らは王の命令によって、一人残らず死刑になりました。こうしてユダの民は、捕虜となって故国をあとにすることになったのです。
イスラエルが罪を犯した、 ベテルにあるアベンの祭壇はくずれ落ち、 いばらやあざみがその回りに生い茂ります。 人々は山や丘に、 「私たちの上に落ちかかり、押しつぶせ」と叫ぶのです。
もしやめなければ、わたしは彼女の着物をはいで 生まれた日のように裸にし、 ききんや日照りで地割れした土地にいるように、 渇きでやせ衰えて死ぬようにさせる。