女たちよ、のんきにかまえていないで、 無頓着な態度を改めなさい。 美しい服を脱ぎ、悲しみの日に備えて 荒布をまといなさい。
民はこのきびしいことばを聞いて悲嘆し、宝石や飾りを身につける者は一人もいませんでした。
荒布を着て町を歩けば、 どの家からも泣き声が聞こえる。
主が御座から立ち上がって地を揺るがすとき、 敵どもはおじ気づき、 威光を恐れて洞穴や洞窟に逃げ込みます。
こうして崖の上の岩の裂け目に隠れ、 身震いするような主の御姿と、 地を恐怖に陥れる威光から、 少しでも遠ざかろうとするのです。
アッシリヤの王はエジプト人とエチオピヤ人を捕虜にし、老人も若者もみな裸のままはだしで歩かせ、エジプトの恥をさらす。
天の軍勢の主である神はあなたがたに、 悔い改め、罪を犯したことを悲しんで頭をそり、 荒布で作った着物をまとうように 呼びかけました。
彼女たちから香水の香りは消え、 吐き気をもよおす匂いがただよいます。 きれいにセットした髪は抜け落ち、 帯の代わりに荒なわをしめ、 夜会服の代わりに麻袋を着ます。 美貌は失われ、 あるのは恥と屈辱だけです。
わたしの民のうちの罪人は、 恐れに取りつかれて身震いし、口々に叫ぶ。 『すべてのものを焼き尽くす永遠の火の前に、 だれが立ちはだかれよう。』
ああ、自らを大国だと自慢し、安逸をむさぼり、 快楽を追い求める国よ。 おまえの罪に対する、 わたしの法廷での判決を聞け。 おまえは、『私だけが神だ。 天地が引っくり返っても、私が未亡人になるわけがない。子どもを失うこともない』とうそぶく。
喪服を着て、胸も張り裂けんばかりに泣きなさい。 主の激しい怒りが、まだ私たちから去らないからです。
「ヘシュボンよ、アイが滅びたのだから、 泣きわめくがいい。 ラバの娘よ、喪服を着て垣根に身を隠し、 ぞんぶんに泣け。 おまえの神ミルコムが、重立った人や祭司と共に、 遠い国へ連れて行かれるからだ。
ユダの誇りであるエルサレムよ。 喪服を身にまとい、灰の中に座り、 ひとり子を亡くしたときのように激しく泣きなさい。 何もかも滅ぼす軍隊が、 あっという間に攻めかかるからです。
もしやめなければ、わたしは彼女の着物をはいで 生まれた日のように裸にし、 ききんや日照りで地割れした土地にいるように、 渇きでやせ衰えて死ぬようにさせる。
婚約者の死を悲しむおとめのように、泣き悲しめ。
それゆえ、話しておいたとおり、 あなたがたをもっとひどい災いに会わせる。 イスラエルよ、 さばきの中で神に会う備えをせよ。」
これが、「世界中で自分ほどすばらしい町はない」 と言って、安らかに暮らしていた、 あの広大で繁栄した都の運命だ。 しかし今、見るがいい。 荒れはて、動物の住みかとなってしまった。 そこを通る者はみなあざけるか、 とても信じられないといった顔で首を振る。
この地上でぜいたく三昧に暮らし、ありとあらゆる快楽にふけったあなたがた。まるで、屠殺場送りになるために、心を肥え太らせてきたようなものです。