ナイル川の上流にある、 帆船が川面を行き交う国エチオピヤよ。
その後、エチオピヤの王ティルハカが攻めて来るという知らせが、アッシリヤの王のもとに届きました。その攻撃を受ける前に、彼はヒゼキヤ王に再び使者を立てました。
私をご自身のひとみを守るように守り、 御翼の陰にかくまってください。
ああ神よ。 尽きることのない愛を、心から感謝します。 あらゆる人が御翼の陰に身を隠します。
ああ神よ、あなただけを頼りにしているこの私を、 あわれんでください。 嵐が過ぎ去るまで、御翼の陰に潜ませてください。
私はいつまでもあなたの天幕で暮らします。 あなたの御翼の陰に身を潜めていれば、 何も心配はありません。
今までどれほどあなたに助けていただいたかを 思い巡らします。 そうして、御翼の下にいこいながら、 夜通し喜びにひたるのです。
主の翼の下に、あなたはかくまわれるのです。 また、主の変わることのない約束が、 あなたのよろいとなるのです。
ああ、エジプトに助けを求めて走り、 イスラエルの聖なる神の指示を仰がず、 エジプトの強い騎兵と戦車をあてにする者。
神は、こうも語ります。 「エジプト人、エチオピヤ人、セバ人は あなたの言いなりになる。 彼らは国の産物を山と積んでやって来る。 それが全部あなたのものになる。 彼らは鎖でつながれた囚人のように あなたについて回り、ひれ伏して 「あなたの神だけが本物の神です」と言う。
その時、わたしは早馬の使者を立ててエチオピヤ人をあわてさせる。エジプトの運命が定まる時、彼らは大きな恐怖に包まれる。このことは、すべて必ず起こる。」
エチオピヤ人よ。 おまえたちも主の剣で殺される。
散らされたわたしの民で エチオピヤの川の向こうのスーダンに住んでいる者も、 ささげ物を携えて来て、 もう一度彼らの神になってくれるよう、わたしに願う。
ああ、エルサレム、エルサレム。預言者たちを殺し、神がこの都のために遣わされたすべての人を石で打ち殺す町よ。わたしは、めんどりがひなを翼の下に集めるように、何度、あなたの子らを集めようとしたことでしょう。それなのに、あなたがたはそれを拒んでしまったのです。
どうかイスラエルの神、主が、その翼の下に避け所を求めてやって来たあなたを祝福してくださるように。」