震え上がる。産みの苦しみにあえぐ女のように、 激しい苦痛を伴う恐れに取りつかれる。 おまえたちは絶望して互いに見つめ合うが、 青ざめたその顔に映るのは、町を焼く炎ばかりだ。
だからこそ、あの征服された国々は、おまえに逆らう力を失ったのだ。まるで、灼熱の太陽のもとでしなびた草、途中で枯れた穂のように。
神は、いとも簡単に 強力な船隊を砕かれます。
神よ、私たちはなぜ、 あなたのもとから遠ざかったのでしょう。 そのため、苦しみもだえる産婦のように苦しみました。
わたしがおまえの同盟軍を おまえの支配者とするとき、おまえはどう思うだろう。 おまえは、子どもを産もうとしている女のように、 身もだえて苦しむだろう。
男が子どもを産むだろうか。 そんなことはありえないのに、 どうして彼らは、真っ青な顔をして、 産婦のように腰に手を当てて立っているのか。』」
「わたしは、初産の女の陣痛のような、 大きなうめき声を聞いた。 それは、殺そうとする者の前にひれ伏し、 あえぎながら助けを請う、わたしの民の叫びだ。
だがどうしたわけか、 エジプトの軍勢は恐れに取りつかれて逃げて行く。 人一倍の武勇を誇る兵士さえ、 うしろを振り向きもせず、一目散に逃げる。 恐れが四方八方から彼らを取り囲む。
町々は攻め取られ、要塞はつぶされます。 偉大な勇士も、産みの苦しみをする女のように、 恐れに取りつかれて弱くなります。
襲いかかる者は、わしのように速く飛んで来て、ボツラに向かって翼を広げます。それを見て、大勇士の勇気もくじけ、産みの苦しみをする女のようになります。
ダマスコはすっかりおじけづき、住民はみな逃げた。 恐れと苦しみと悲しみが、産婦に取りつくように、 ダマスコに取りついた。
バビロンの王は、敵が来たという報告を受けると、肩を落としました。産みの苦しみをしている女のように、恐怖の苦痛に取りつかれたからです。
大勇士でも、戦う気力を失い、 仮小屋に引きこもります。 力が尽きて、女のようになるのです。 侵略者たちは家々を焼き、町の門を壊しました。
こう預言せよ。神のことばを聞け。ああ、森よ。わたしはおまえに火をつける。生木も枯れ木も、木という木をすべて焼き尽くそう。その燃えさかる炎は消されず、国中を焼け野原とする。
イスラエルは、新生の機会が与えられているのに、 母親の胎から出ようとしない子どものようだ。 なんと頑固で、愚かなことか。
迎える民は、恐怖のあまり青ざめる。
まもなく、この町は人っ子一人いない 散乱状態となる。 心は恐怖におののき、ひざは震え、 彼らはぼう然として青ざめる。
苦しんで子を産む母親の喜びと全く同じです。子どもが生まれると、それまでの激しい苦しみを忘れるほどの大きな喜びに変わるのです。
人々が、「万事順調で、平穏無事だ」と言っているような時、突然、災いが襲いかかるようにやって来ます。それはちょうど、出産の時、母親に陣痛が襲うのと似ています。その災いから逃れることができる人はいません。身を隠す場所など、どこにもないからです。