彼女は子どもをかかえて屋上の間にある預言者の寝台に運び、戸を閉めました。
母は上がっていって、これを神の人の寝台の上に置き、戸を閉じて出てきた。
彼女は上って行って神の人の寝台にその子を横たえ、戸を閉めて出て来た。
エリヤは、「息子さんを私に渡しなさい」と言うと、子どもをかかえて、彼の居間になっている階上の部屋に上がり、ベッドに横たえました。
あの方のために、屋上に小さなお部屋を造って差し上げたいと思います。中には、寝台、机、いす、それに燭台を置きましょう。そうすれば、おいでになるたびに、そこでゆっくりお休みになれますから。」
その子は家に連れ戻され、母親のひざに抱かれていましたが、昼ごろに息を引き取りました。
それから、夫に使いをやって、「どうぞ、しもべにろば一頭をつけて寄こしてください。急いで、あの預言者様のところへ行って来ます。」
エリシャが着いてみると、なるほど子どもは死んでいて、寝台に寝かされています。
女からそれを聞くと、預言者エリシャは言いました。「さあ、その油を売って、借金を返しなさい。その余りで、子どもたちと十分に暮らしていけるはずです。」