コリント人への第一の手紙 10:29 - リビングバイブル

この場合、肉についての自分の判断よりも、相手の考えが大切なのです。「なぜ他人の考えに支配されたり、束縛されたりしなければならないのですか。

それが悪いことだからではなく、「悪いと思っている人がいる」ということが重要なのだ。食べない理由は、それ以上でも以下でもない。しかし、あなたはこう言うだろう。「なぜ、他人の考えに支配されたり、束縛されたりしなければならないのか？」

良心と言ったのは、自分の良心ではなく、他人の良心のことである。なぜなら、わたしの自由が、どうして他人の良心によって左右されることがあろうか。

わたしがこの場合、「良心」と言うのは、自分の良心ではなく、そのように言う他人の良心のことです。どうしてわたしの自由が、他人の良心によって左右されることがありましょう。

あなた達が神をどんな存在として理解しているのかを心配しているのではなく、その人がその行動をどう理解するのかを私は心配しているんだ。食べない理由があるとしたらそれだけだ。「何で誰かの神に対する考え方のために、自分の自由を制限されなきゃいけないのか？」

コリント人への第一の手紙 10:29
8 相互参照

「わたしの上に主の御霊がとどまっておられる。主は、貧しい人たちにこの福音（神の救いの知らせ）を伝えるために、わたしを任命された。主はわたしを遣わして、捕虜には解放を、盲人には視力の回復をお告げになる。踏みにじられている人を自由にし、主の恵みの年をお告げになる。」（イザヤ61・1―２）

相手がユダヤ人であれ、外国人であれ、教会であれ、だれもつまずかせてはいけません。

私は使徒ですから、他のだれからも自由なのです。私は実際、この目で主イエスを見た者です。あなたがたの人生が一変したのは、私が主のために一生懸命働いた結果なのです。

これにはまた、すばらしい利点があります。だれからも給料をもらわないということは、だれからも自由だということです。けれども私は、一人でも多くの人をキリストに導くために、自ら進んで、また喜んで、すべての人の奴隷となりました。

私たちの公明正大さを神はご存じですが、それが他のすべての人にも明らかになってほしいので、このように取り計らいました。

あらゆる種類の悪から遠ざかりなさい。