森のいのししには周囲を鼻で掘られ、 野獣どもには格好のえじきとしてねらわれています。
そこで主は、ヤコブのすべての子孫を見限り、侵略者の手に渡し、ついに投げ捨てたのです。
あなたは、むしろ敵を勇気づけ、 喜ばせておられるのです。
さくを壊し、ぶどう園を牧場にして、 家畜や羊の踏みにじるままにするほかない。
ライオンのように国々を滅ぼす者が 住みかから出て来て、おまえたちの国へ向かっている。 町々は住む者もなく、廃墟となる。」
「だからこそ、わたしは怒って、 彼らに『森のライオン』を送る。 『荒野の狼』は彼らに襲いかかり、 『ひょう』が町々の周りをうろつくので、 一歩でも町から出ようものなら引き裂かれる。 彼らの罪は数えられないほど多く、 わたしへの背信は、はなはだしいからだ。
バビロンのユダヤ人たちは訴えます。 「バビロンのネブカデネザル王は、私たちを食い物にし、 踏みつけ、骨なしにしました。 怪物のように私たちをのみ込み、 私たちの財宝で腹を満たし、 私たちをイスラエルから追放しました。 バビロンに、このすべての悪事の報いを刈り取らせ、 その手で流した私たちの血を完全に償わせてください。」
住民は城壁に穴をあけ、また兵士たちもみな夜の闇にまぎれ、王の庭園の近くにある二重の城壁の間にある門を通って、町の外へ逃げました。町はカルデヤ人にすっかり囲まれていたからです。人々は野原を横切り、アラバめざして急ぎました。
だが、そのぶどうの木も憤りで根こそぎ引き抜かれ、 地に投げ捨てられた。 枝は強い東風に折られて枯れ、実も焼かれてしまった。
兵士の盾は太陽の光を受け、真っ赤に輝く。 攻撃開始だ。深紅の軍服を見よ。 飛び跳ねる馬に引かれて、 ぴかぴかの戦車が並んで進んで来るのを見よ。
