神は、はるか昔から私の王であられました。 私がどこにいても、いつもあなたのほうから、 救いの手を差し伸べてくださいました。
私の王、私の神よ。 あなたの民に勝利をもたらしてください。
朝ごとに、天におられるあなたを見上げ、 御前に願い事を申し上げ、ひたすら祈ります。
主はさばく方、立法者、また王となって、 私たちを救います。
「彼らはわたしのものだ。 彼らはもう二度と道を誤らない」 と、神は言いました。 こうして神は、彼らの救い主となったのです。
しかし、主はただ一人の生けるまことの神、 永遠の王です。 ひとたび主が怒れば、全地は震えます。 このお方の不興を買えば、 世界は御前から隠れます。
ああ、私の神である主、聖なる永遠のお方よ。 このことはみな、私たちを抹殺するためなのですか。 そんなはずはありません。 私たちの岩である神よ、 あなたは、恐ろしい罪を犯した私たちを懲らしめ、 正しい者にしようとして、 カルデヤ人を起こされたのです。
ただ、『わたしは、彼らを奴隷とした国民を必ず罰する。その後、あなたの子孫はこの地に戻り、ここでわたしを礼拝するようになる』(創世15・13-14)との約束を添えて……。
彼が命がけでゴリヤテを倒した時のことを、お忘れになったのですか。その結果、主がイスラエルに大勝利をもたらしてくださったのではありませんか。あの時、父上はほんとうにお喜びになりました。それなのに、なぜ今になって罪もない者を殺害しようとなさるのです。そんなことをする理由など少しも見当たりません。」