悪をもって善に報い、 えり好みして人を不当に攻撃しているというのなら、
一行が町を出るころを見はからって、ヨセフは執事に命じました。「あの者たちのあとを追って捕まえろ。そして、あれほど親切にもてなしたのに、なぜひどいことをするのか、と問いつめるのだ。
もし、その杯が見つかったら遠慮はいりません。犯人はどうぞ処刑してください。ほかの者も、一生涯ご主人様の奴隷になりましょう。」
こんなことを一つでもしていたら、 腕がつけ根からもぎ取られ、 肩の骨がはずれてもかまわない。
私は、神の道を踏みはずしたことも、 目に入るものへの欲望に取りつかれたこともない。 そのほかの罪についても、全く身に覚えがない。 もし少しでもやましいところがあったら、 私が種をまいて育てた作物をほかの者が刈り取り、 私の植えた木がみな根こそぎにされてもいい。
善の代わりに悪を、愛の代わりに憎しみを 返してよこします。
かつてあれほど親しかった友人が、 私を裏切りました。約束を破ったのです。
銀や金は火で精錬しますが、 人の心をきよめるのは主です。
その瞬間、パウロが叫びました。「早まるな! 全員ここにいる!」
今や、ラマのナヨテも危険でした。ダビデはそこから逃げ、ヨナタンに会いに行きました。ダビデは言いました。「私が何をしたというのでしょう。なぜ、お父上は私のいのちをずっとつけねらわれるのでしょうか。」
「とんでもないことです。あなたのご家来方の中でも、婿殿ダビデ様ほど忠義なお方はほかにおられません。ダビデ様はあなたの護衛隊長であり、王室で最も尊敬を集めているお方ではございませんか。
このダビデのことばには、みなにサウル殺害を思いとどまらせるのに十分な説得力がありました。 王がほら穴から出て行くと、ダビデも背後からついて行き、「王よ!」と大声で呼びかけました。王が振り向くと、目の前でダビデが地にひれ伏しているではありませんか。
「私がばかだった。ああダビデ、帰って来なさい。もう、おまえを殺そうとはしないから。おまえは今日も、私を助けてくれたのだ。あさはかだった。ほんとうに、とんでもない間違いをしてしまった。」
今日、私があなたのおいのちをお救いしたように、主は私をお救いくださるでしょう。すべての苦しみから助け出してくださるはずです。」