敵はわめき散らし、殺してやると脅してきます。 遠巻きにして、私を殺す策略を練っています。 その激しい怒りと憎しみが 私をのみ込もうとしています。
だれに対しても、こんなふうに気をそそるのでした。「この件では、君のほうが正しいようだな。しかし、気の毒だが、王の側には、こういう訴えに耳を貸してくれる者はいないだろう。
「王様、何とぞお赦しください。エルサレムから落ち延びられたあなたに、取り返しもつかないほどの悪いことをしてしまいましたが、どうか水に流してください。
主はこう言われます。 「立ち上がって、虐待された者、貧しい者、 困っている者を守ろう。 わたしの救いを待ちこがれてきた人々を助け出そう。」
敵は殺意を抱いて私を取り囲んでいます。
どうか、敵に捕まったりしませんように。 私が彼らの手中に陥ることがありませんように。 身に覚えのないことを、彼らは告発するのです。 そして、いつも残忍な仕打ちを企んでいます。
これらの悪者どもは、宣誓したその舌で うその証言をします。 身に覚えのないことで私を告訴します。
暴虐を働く者どもが、いどみかかってきます。 神のことなど気にもかけない冷酷な者たちが、 このいのちをつけねらっています。
「神もあいつを見限ったのだ。もうじゃまは入らない。 今度こそ、打ち倒すことができる。」
神をあざけり、神を信じる人々を脅す、 その口のきき方は、なんと横柄なことでしょう。
そこには、祭司長たちやユダヤの最高議会の全議員が集まり、なんとかイエスを死刑にしようと、偽証する者を捜していました。