主よ、私に目を留めてください。 私は重荷につぶされそうで、 私の内からは、うめきと涙しか出て来ません。
ああ主よ、お願いです。どうかお助けください。 私はまっすぐに生き、正しいことをしてきました。 ですから、どうしても、 この切なる叫びを聞いていただきたいのです。
私には、罪を認めたくない時がありました。 しかし、私はかえってみじめになり、 くる日もくる日も挫折感にとらわれて過ごしました。
あなたは、かけがえのない隠れ家なのです。 どうして、私のことなど知らないかのように 突き放されるのですか。 どうして、私が敵に痛めつけられて 嘆かなければならないのですか。
神よ、この訴えに耳を傾け、 残忍な悪者どもの企みから守ってください。
しかし、神は身を乗り出すようにして、 私の祈りを聞き届けてくださいました。
神のことを思い巡らしてはうめき、 気が遠くなるほど、 あなたの助けを待ちわびています。
私は錯乱状態になり、 雀のようにさえずり、鳩のようにうめいた。 助けを求めて上を見続けていたので、 目はすっかりかすんでしまった。 私は叫んだ。『ああ神様、助けてください。 苦しくてたまりません。』
あなたがたは飢えた熊のようにほえ、 鳩のように、いかにも悲しそうなうめき声を上げます。 神を見上げますが、神は守ってくれません。 横を向いてしまったのです。
すると、あなたはその叫びを聞いてくださいました。 私の訴えに耳を傾け、 私の泣き声を聞かれたのです。