あなたは、かけがえのない隠れ家なのです。 どうして、私のことなど知らないかのように 突き放されるのですか。 どうして、私が敵に痛めつけられて 嘆かなければならないのですか。
わが子ソロモンよ、あなたの父の神を知り、きよい心と喜びをもって神を礼拝し、仕えなさい。神はすべての人の心をごらんになり、どんな思いも知り尽くしておられるからだ。あなたが神を求めさえすれば、お会いすることができる。だが、もし神から離れたりしたら、神のほうが、あなたを永久に退けてしまわれる。
主は私の力、あらゆる危険から身を守る盾です。 私の信頼に答えて、神は助けてくださいました。 心にわき上がる喜びは、賛美の歌となってあふれます。
敵がしかけた罠から、抜け出させてください。 あなただけが、そうする力をお持ちなのです。
人のあざけりがこの身を突き刺し、 深い傷を負わせます。 彼らは、「おまえの神はいったいどこへ行った」と あざ笑います。
「ああ、岩なる神よ」と、私は叫びます。 「なぜ、私をお見捨てになったのですか。 なぜ、私は敵の攻撃にさらされて、 こんなにも苦しまなければならないのですか。」
しかし神よ。 あなたは私たちを拒んでおられます。 そのため、私たちは大いに面目を失いました。 これほど悪戦苦闘しておりますのに、 あなたは助けの手を差し伸べてくださいません。
私は年老いて体力も衰えています。 どうか、お見捨てにならないでください。
主は永久に私を吐き捨てて、 二度と好意を向けてくださらないのでしょうか。
私は若いころから病気がちで、 いつも死にさらされていました。 死におびえて、なすすべもなく立ち尽くしていました。
主は決して、ご自分の民を見捨てたりなさいません。 宝のように思っておられるのですから。
主は私の力、私の歌、私の救いだ。私は、私の神、主をたたえよう。先祖の神、主をあがめよう。
しかし、主を待ち望む者は新しい力がみなぎり、 わしのように翼を張って 舞い上がることができます。 どれだけ走っても疲れず、 どんなに歩いても息切れしません。
人々は、「主にこそ私の正義と力がある」と 胸をたたいて言います。 それまで敵対していた者もみな主のもとに来て、 深く恥じ入ります。
主は言います。 「わたしから出る力によって、わたしの民を強くする。 彼らはどこへでも行きたい所へ行き、 どこへ行っても、わたしの保護のもとにある。」
最後に、覚えておいてほしいことがあります。あなたがたは、自分のうちにある主の全能の力によって強められるようにしてください。
力を与え、強めてくださる方によって、私は、神に求められるどんなことでもできるからです。