あの者どもは悪をもって善に報い、 正義を掲げる私を憎むのです。
どうか、私を牢獄から連れ出し、 あなたへの感謝にあふれさせてください。 私が助けられたことを知れば、 神を敬う人々は、あなたの力を喜ぶでしょう。」
私にはなんと敵が多く、 どれほど彼らに憎まれているかをごらんください。
良いことをしてやっても、悪でそれに報いるのです。 私はもう力尽きてくずおれそうです。
理由もなく私を憎む者どもに、 勝ち誇らせないでください。 私が倒れるのを見て、彼らが手をたたくなど、 あってよいものでしょうか。 彼らにこそ、死がふさわしいのです。
悪をもって善に報い、 えり好みして人を不当に攻撃しているというのなら、
彼らは、悪をもって善に報いようとするのですか。 彼らは私を殺そうと、罠をしかけました。 それでも私は神に、彼らのことを良く伝え、 何とかして、神の怒りが彼らに向かないように 努力しました。
神の御心に従ったために迫害されている人は幸いです。神の国はそういう人のものだからです。
「わたしは神のお心どおり、たくさんの良いわざを行って人々を助けただけです。それのどこが悪くて殺されなければならないのでしょうか。」
善を行いたいと願うあなたがたに、だれが害を加えるでしょう。
カインのようになってはいけません。カインは悪魔の子どもになって、弟を殺しました(創世4章)。弟の正しい生活と比べて、自分の生活があまりにも悪いと自覚していたからです。
「では、ケイラの人々は、サウル王のために私を裏切るでしょうか。」 主は言いました。「そのとおり、彼らは裏切る。」
そこでダビデとその兵はケイラに急行し、ペリシテ人を打って家畜を没収しました。こうしてケイラの住民は救い出されたのです。
ダビデは道々、こう思っていたところでした。「ナバルのために、どれほど尽くしたことか。荒野で、われわれが羊の群れを守ってやったおかげで、一頭も失わず、盗まれもしなかったではないか。なのに、彼は恩を仇で返してきた。あれほど苦労して、得たものが侮辱だけだったとは。