しかし、敵は私を憎み、激しく苦しめます。 私には少しも身に覚えがありませんのに。
敵の手にかかって、手も足も出なかった私。 その私を頑強な敵、私を憎む者から 救い出してくださいました。
私にはなんと敵が多く、 どれほど彼らに憎まれているかをごらんください。
ああ主よ。 どうして、こんなに多くの者が私に逆らうのでしょう。 どうして、こんなに多くの者から いのちを狙われるのですか。 右も左も敵ばかりです。
とうとう私は、自分の罪を 神の前にさらけ出さざるをえませんでした。 「何もかも主にお話ししよう」と決心したのです。 すると、あなたは赦してくださいました。 私の罪は跡形もなく消えたのです。
理由もなく私を憎む者どもに、 勝ち誇らせないでください。 私が倒れるのを見て、彼らが手をたたくなど、 あってよいものでしょうか。 彼らにこそ、死がふさわしいのです。
理由なく私を憎む者があとを絶ちません。 何も悪いことをしていない私を 殺そうと謀る者たちはみな、有力者ばかりです。 私は身に覚えがないのに、 彼らは報復しようといきり立っています。
わたしの弟子だというので、あなたがたはすべての人に憎まれます。けれども、最後まで耐え忍ぶ者は救われるのです。