私は水のように流れ出し、骨はみなはずれ、 心臓はろうのように溶けてしまいました。
ここにいる慰めにもならない慰め役たちは、 私を丸のみにしようと口を大きく開けています。 敵はいっせいに攻撃をしかけます。
私は、すっかり弱気になってしまった。 全能の神は一面の闇で私を脅かす。 右を見ても左を見ても、 一寸先もわからないほどの闇だ。
これが嘆かずにおられようか。 昼は昼で気分が滅入り、
自分の骨を、一本残らず数えることができるほどです。 私を見てはほくそ笑む、 この悪人どもをごらんください。
彼らは、 この私が悪事を働く現場を目撃したと叫びます。 「確かにこの目で、あいつが悪いことをするのを見た」と はやし立てます。
煙が風で吹き払われ、ろうが火で溶けるように、 悪党どもが神の御前で滅ぼされますように。
敵はみな、私たちに大きな口をたたきました。
恐ろしさのあまり、王の顔は蒼白となりひざはがくがくと震えだし、その場に座り込んでしまいました。
まもなく、この町は人っ子一人いない 散乱状態となる。 心は恐怖におののき、ひざは震え、 彼らはぼう然として青ざめる。
「ああ、恐れと悲しみのあまり、今にも死にそうです。ここを離れずに、わたしといっしょに目を覚ましていなさい。」
イエスは苦しみもだえながら、いよいよ力を込めて祈られました。大粒の汗が、まるで血のしずくのようにしたたり落ちました。
しかし、わたしの心は騒いでいる。いったい、わたしはどうしたらいいのだろうか。『父よ。これから起きることからお救いください』と祈るべきだろうか。ああ、いや、このために、この時のために、わたしは来たのでした。
戦闘中に三十六人ほどが殺されたうえ、大ぜいの兵士がアイの住民に石切り場まで追われ、次々に倒れました。イスラエル軍は、この敗北ですっかりおびえてしまいました。