まるで獲物をねらってほえたけるライオンのように、 口を開けて近づいて来ます。
ここにいる慰めにもならない慰め役たちは、 私を丸のみにしようと口を大きく開けています。 敵はいっせいに攻撃をしかけます。
ライオンのように私を引き裂こうと目を光らせ、 若いライオンのようにチャンスをうかがって 待ち伏せしています。
ライオンの口や、野牛の角からお救いください。 そうです、神は答えて、 私を助け出してくださいます。
私を見ると、だれもがあざけり、 冷笑し、肩をすくめます。
主よ、いつまで何もせずに、 立ちつくしていらっしゃるのですか。 どうか助け出してください。 若いライオンが牙をむいて、 私のただ一つのいのちをねらっています。
彼らは、 この私が悪事を働く現場を目撃したと叫びます。 「確かにこの目で、あいつが悪いことをするのを見た」と はやし立てます。
だれも助ける者がいないために、 彼らがライオンのように襲いかかり、 私をさらって行くことがありませんように。
敵はあなたをあざ笑い、 ののしって言います。 「とうとう、この都を滅ぼしたぞ。 待ちに待った時がついにきた。 この目で、都が倒れるのを見た。」
敵はみな、私たちに大きな口をたたきました。
最大の敵である悪魔の攻撃に備えて、警戒しなさい。悪魔は、飢えてほえたけるライオンのように、引き裂くべき獲物を求めてうろつき回っているのです。