彼らは、主の矢にねらわれているのを知り、 あわてて向きを変え、一目散に逃げるでしょう。
人間の見張り役である神よ。 私の罪がご気分を害したのですか。 なぜ私を標的にし、 とても生きてはいられないようにさせるのですか。
主はいなずまを恐怖の矢として放ち、 私の敵をかき乱しました。 あの逃げ惑うさまを見てください。
彼らが背を向けて逃げるように仕向けたので、 私は私を憎む者を滅ぼすことができました。
それどころか、私たちに対抗しようとさえなさり、 敵の前で痛い目に会わせられました。 敵はこの国を襲い、あちこち略奪して回りました。
私が助けを呼び求めると、 その日のうちに戦況は変わり、敵は逃げ惑います。 私にわかっているのは、ただこの一事、 神が味方だということだけです。
しかし、神から不意に矢が飛んで来て、 彼らを突き刺します。
敵は御前でたじろぎ、滅び去ります。
主は弓を引きしぼり、私にねらいをつけました。