彼らは、主であるあなたに陰謀を企んだからです。 しかし、そんな計画が成功するはずはありません。
今来て、貧しい者を邪険に扱う 高慢な者どもに立ち向かってください。 彼らの悪だくみを、その頭上に返してください。
主に向かって怒り狂うとは、 なんと愚かな国々でしょう。 神を出し抜こうとするとは、 なんと身のほど知らずな人々でしょう。
絶え間なく、 私についてのうそのうわさや中傷が耳に入り、 どちらを向いても、恐怖ばかりです。 敵は私のいのちをつけねらっているのです。
平和や良い行いについては口をつぐむ彼らも、 善良な市民を陥れる悪だくみとなると、 とたんに能弁になります。
「さあ、イスラエルを抹殺しよう。 そんな国があったという 痕跡さえ残らないようにするのだ。」
ヘロデは天文学者たちにだまされたとわかると、怒り狂い、すぐさまベツレヘムに軍兵をやって、町とその近辺に住む二歳以下の男の子を一人残らず殺せ、と命じました。というのは、学者たちが、その星は二年前に現れたと言っていたからです。
そして彼らに、「さあ、ベツレヘムへ行って、その子を捜すがいい。見つかったら、必ず知らせてくれ。私も、ぜひその方を拝みに行きたいから」と命じました。
それで、イエスを捕らえようと思いましたが、群衆がこわくて手出しができませんでした。群衆は、イエスを預言者だと認めていたからです。