私は、いつも主のことを思っています。 主がすぐそばにいてくださるので、 つまずいたり、倒れたりする心配もありません。
主は、飢えている貧しい者の味方となって、 敵の手から救ってくださるからです。
主はあなたのそばにいて、あなたを守られます。 神はご自身の御怒りの日に、 多くの国々の王を打ち倒されます。
主は自ら、あなたのために配慮してくださるのです。 危険からも守ってくださいます。
高い利息で負債者を窮地に追い込むことも、 わいろを受け取って、 無実の人に 不利な証言をすることもない人です。 このような人は、いつまでも しっかりと立ち続けることができます。
ああ主よ。あなたの手は敵を見つけ出します。 主を憎む者を一人残らず探し出します。
ところが、いったいどうしたことでしょう。 私の王座が揺らぐと、 人々はいっせいに非難をあびせかけてくるのです。 王位から追い落とそうと、策略を練り、 必死になって根も葉もないうわさを流します。 面と向かっては、いかにもにこやかにふるまうのに、 心の中ではのろっているのです。
確かに、神だけが私の岩、私を救うお方、 そして私のとりでなのです。 ですから、困難に出会っても、 顔をこわばらせなくてよいのです。
私が守られるのも、名声を獲得するのも、 神のお心ひとつです。 神は私の隠れ家、敵の手の届かない岩です。
しかし、それでもあなたは私を愛し、 私の右手をしっかりつかんでくださっています。
やがて私の体は衰え、気力も弱ります。 しかし神は、いつまでも変わらず、 心の支えとなってくださいます。 永久に私の神でいてくださいます。
神を信じていた彼は、王の怒りを恐れず、エジプトの地をあとにしました。わき目もふらず、まるで、いっしょに歩まれる神の姿を見ているかのように前進しました。