手にしていた竪琴も、柳の枝にかけてしまいました。
竪琴と十弦の琴で、 喜びにあふれる賛美の調べをかなでなさい。
タンバリンの伴奏で歌いましょう。 うるわしい音色の竪琴と十弦の琴をかなで、
竪琴やタンバリンの陽気な音は二度と聞かれません。 楽しかった時代は終わりました。
わたしは、おまえが歌うのをやめさせる。 もう竪琴の音も聞こえなくなる。
宴会を嘆きの時に変え、 喜びの歌を絶望の叫びに変える。 おまえたちは喪服を着、頭をそり、 まるでひとり息子が死んだように悲しむ。 その日には、悲惨、ただ悲惨があるのみだ。」
歌声はとだえ、竪琴や笛、ラッパの音ももう聞こえません。さまざまな産業はすたれ、ひき臼をひく人影も、二度と見ることはありません。