私たちは敵にいけにえとされ、 皆殺しの目に会っていたことでしょう。
徒党を組んだ悪人どもが、 群がる野犬のように私を取り巻きます。 私の手足は引き裂かれています。
ああ主よ。 どうして、こんなに多くの者が私に逆らうのでしょう。 どうして、こんなに多くの者から いのちを狙われるのですか。 右も左も敵ばかりです。
神が私をお助けになるはずはないと、 だれもが口をそろえて言います。
悪者どもは神を敬う人をつけねらい、 何とか訴える口実を見つけ、 死罪に追い込もうと目を光らせます。
私は神への信頼を失いません。 ああ、神のすばらしいお約束! 人間ごときが何をしかけてこようと、私は恐れません。 そうです、神は約束を守ってくださるのです。