主は私の味方です。 私には、怖いものなどありません。 ただの人間に何の手出しができましょう。
それゆえ、何事も恐れず、 冷静に敵の顔を見つめることができるのです。
しかし、神の助けをあてにし、 主に望みを置く人は幸せです。
たとえ、死の暗い谷間を通ることがあっても、 恐れません。 主がすぐそばにいて、 私の行く道をいつもお守りくださるからです。
神は私たちの隠れ家、また力、 苦難にあえぐときの確かな助けです。
天の軍勢の主は、確かに私たちの味方です。 ヤコブの神であるこのお方が、 駆けつけて助けてくださいました。
私は神への信頼を失いません。 ああ、神のすばらしいお約束! 人間ごときが何をしかけてこようと、私は恐れません。 そうです、神は約束を守ってくださるのです。
神よ。あなたへの約束は、きっと果たします。 助けていただいたことを心から感謝しています。
彼らはいつでも私のことばをねじ曲げ、 どうしたら私を傷つけることができるかと 考えているのです。
私が助けを呼び求めると、 その日のうちに戦況は変わり、敵は逃げ惑います。 私にわかっているのは、ただこの一事、 神が味方だということだけです。
だれが、盾となって 私を悪者から守ってくれるのでしょう。
「あなたを慰め、喜びを与えるのはわたしだ。 だから、草のようにしおれて枯れるただの人間を 恐れてはいけない。
しかし主は、偉大な勇士のように 私のそばに立っています。 この力ある恐ろしいお方の前で、 彼らは縮み上がります。彼らは私に歯が立ちません。 かえって恥をかき、徹底的に屈辱感を味わい、 一生、汚名を着せられるようになります。
こんなにすばらしい恵みに対して、いったい何と言ったらよいでしょう。神が味方なら、だれが私たちに敵対できるでしょうか。
ですから、私たちは確信をもって、こう答えることができます。「主は私を助けてくださいます。だから何もこわくありません。人間が、私にどんな手出しができましょう。」(詩篇118・6)
サウルとイスラエル軍は、これを聞いてすっかり取り乱し、震え上がってしまいました。
ライオンや熊の爪や歯から守ってくださった神様は、あのペリシテ人の手からも、私を守ってくださるに違いありません。」 サウルは、ついに首をたてに振りました。「よし、わかった。行きなさい。主がついておられるように。」