ところが、あなたがたは眠ってばかりいます。 いったいいつ目を覚ますのですか。
愚か者どもよ。
「愚か者よ、いつまで聞き分けがないのか。 いつまで知恵をさげすみ、素直に真実を認めないのか。
怠けて眠りこけてばかりいると、 そのうち飢えることになります。
眠ってばかりいると貧しくなります。 目を覚まし、力いっぱい働けば、 食べるに事欠きません。
彼はちょうどドアがちょうつがいで回るように、 寝床でごろごろしています。
「まだしばらく寝かせてほしい」と言っていますが、 その「ほんの少し」が問題なのです。
怠け者よ、蟻を見ならいなさい。 蟻のやり方を見て学びなさい。
それでも夏の間懸命に働き、冬の食糧を集めます。
愚か者は、いっこうに働こうとせず、 餓死寸前のところをさまよう。 しかし結局は、 むなしいの一語に尽きるような労働を続けるより、 のんびりその日暮らしをするほうがましだ。
エルサレムよ、 手遅れにならないうちに心をきよめなさい。 今ならまだ、悪い思いを捨てれば、救われます。
イエス・キリストこそほんとうの光です。このことを証言させるために、神はバプテスマのヨハネをお遣わしになりました。
正しい生活をしなければならない、もう一つの理由があります。それは、今や終末に近づいており、時はどんどん過ぎているからです。目を覚ましなさい。初めに信じたころより、今はいっそう主の来られる時が近いのです。
だから、聖書にこう言われているのです。 「眠っている者よ。目を覚ませ。 死者の中から起き上がれ。 そうすれば、キリストがあなたを照らされる。」(イザヤ26・19)