レムエルよ、強い酒は王が飲むものではありません。
王の戦車隊の半分を指揮する将軍ジムリが謀反を企てたのです。事の次第はこうです。ある日エラ王が、首都ティルツァにある宮内長官アルツァの家でほろ酔いきげんになっていたところ、
このアハブ王の返事がベン・ハダデをはじめ同盟軍の王たちに届いた時、彼らはテントの中で酒をくみ交わしていました。そこでベン・ハダデは、「何をこしゃくな。よし、攻撃の準備だ!」と、将校たちに命じました。
さて、最後の七日目のことです。かなり酒のまわった王はつい調子に乗り、王に仕えるメフマン、ビゼタ、ハルボナ、ビグタ、アバグタ、ゼタル、カルカスら七人の役人を呼び、
勅令は、まずシュシャンの都で発令されたのち、至急便で各地方へ送られました。都が騒然とし始めたころ、王とハマンは酒をくみ交わし、上機嫌になっていました。
酒を飲むと気が大きくなり、 酔っぱらってけんかになります。 酒に飲まれて失敗する者は愚か者です。
まっすぐに歩くこともできず、 しけに会って揺れるマストにしがみつく 船乗りのように、ふらふらとよろめくのです。
酒ならだれにも負けないと豪語する者も同じです。
そのうえ、このおごり高ぶったカルデヤ人は、 自分たちのぶどう酒によって裏切られる。 ぶどう酒は人を欺くものだからだ。 彼らは貪欲で、多くの国をかき集めてきたが、 まるで死や地獄のように、決して満足しない。