知恵のある人は聞くだけで学ぶことができます。 愚か者は、人をばかにする者が罰を受けるのを 見るまでは、学ぶことができません。
「賢い人には、 これらの知恵のことばの深い真理をもっと探究し、 より賢くなり、 人々を指導できるようになってほしい。」 それが彼の願いでした。
知恵のある人は熱心に真理を求め、 人をさげすむ者はつまらないことに熱中します。
自分のことしか考えない者は、 あらゆる規則に盾をつき、 自分のやり方を押し通します。
知識のある人はいつも、 新しいことを知ろうと努力します。
人をさげすむ者を罰すれば見せしめになり、 知恵のある人をしかると、ますます賢くなります。
人をさげすむような者に忠告を与えても、 辛辣なことばで言い返されるだけです。 その人のことを思ってしてあげても、 恨まれるだけなので、 もうかかわらないほうがよいのです。 知恵のある人は違います。 忠告すると、前以上にあなたを愛してくれます。
知恵のある人を教えなさい。 その人は、ますます賢くなります。 正しい人を教えなさい。 その人は、さらに多くのことがわかるようになります。
彼らの回りにいた人々はみな、彼らの絶叫を聞いて、自分たちものみ込まれると思って、逃げ惑いました。
このことばを聞くと、アナニヤはばたりと床に倒れ、あっという間に死んでしまったのです。これを見た人々は、恐ろしさのあまり、心がすくみ上がりました。
そうすれば、そのことを知っただれもが、自分たちの中に恐ろしい悪の根があることに気づき、二度と同じ罪を犯さなくなるでしょう。
そのあと、町の者が息子に石を投げつけて殺します。二度と若者たちがそんな親不孝をしないように見せしめとするためです。
ちょうどその時刻に、恐ろしい地震が起こって、都の十分の一の建物が破壊され、死者は七千人にのぼりました。生き残った人も、恐怖に打ちひしがれて、天の神をあがめました。