悪人は人を傷つけるのが大好きで、 人に親切にしようなどとは考えもしません。
公平な取り引きをする人には、万事がうまく運びます。
彼は物惜しみしたりせず、 貧しい人に気前よく与えます。 その善行は、いつまでも忘れられず、 人々の尊敬を集めます。
夜通し悪事を企む彼らには、 悪事から遠ざかろうという気持ちなど、 みじんもないのです。
曲がった者は仲間の分け前まで欲しがり、 正しい人は自分の物をなげうってでも人を助けます。
貧しい人を軽蔑してはいけません。 貧しい人に親切にすれば、自分も幸せになります。
貧しい人を助けない者は、 自分が困ったときにも助けてもらえません。
怒りっぽい女とりっぱな家に住むより、 屋根裏部屋の隅で暮らすほうがましです。
あなたを信じきっている隣人を陥れてはいけません。
この事実から、大切な教訓を学べます。悪事を追い求めてはならないこと、
思いやりのない人には、思いやりのないさばきが下ります。しかし、あわれみ深い人には、神のあわれみがあるのです。
すべての世に属するもの――罪の性質から起こる欲望、性的な欲望、暮らし向きの虚栄心――は、神から出たものではなく、みな、この世の生み出したものです。