金持ちは浅はかにも、 「富がすべて。富さえあれば絶対安全だ」と思っています。
金持ちは自分の財産に頼り、 貧しい人はひたすら自分の貧困をのろいます。
財産さえあれば大丈夫と高をくくってはいけません。 さばきの日には、 正しく生きる人だけが救われるのです。
高慢になると身を滅ぼし、 謙遜になると人から称賛されます。
貧しくても知恵のある人は、 金持ちだとうぬぼれている人のほうが ほんとうは貧しいことを見抜きます。
知恵からでも金銭からでも、 利益を上げることができる。 しかし賢くなることのほうが、 多くの利点がある。
次のことを話すようにと、主は言います。 死体は肥やしのように、 刈り入れのあとの束のように、 あちこちに散らされたままで、だれも埋めてくれない。
この岩にまさる岩はどこにもない。 敵も、神々への祈りがむなしいことを知っている。