知恵ある人は知っていても黙っていますが、 愚か者は言いふらして、愚かさをさらけ出します。
町の役人たちは、私が出かけたことはもちろん、私のしようとしていることも知りませんでした。この計画のことは、政府や宗教関係の要人にも、実際の工事に当たる人々にも、まだ話していなかったのです。
知恵のある人はことば数が少なく、 愚か者は知っていることを洗いざらい しゃべり続けます。 そのため、不幸と災難ををかかえ込むのです。
ことば数が多いと失敗します。 配慮をもって話す人が、 ほんとうに知恵ある人です。
おしゃべりな人は根も葉もないことを言いふらし、 信頼できる人はうわさ話を口にしません。
見識のある人は先を見て動き、 愚か者はそれとは違い、愚かさを自慢します。
知恵は聡明な人の心に住み、 愚か者がそれを聞くには 大声で叫ばなければなりません。
良い教師がいれば学習が楽しくなり、 無力な教師は益にならないことをまくし立てます。
神に背く者はただ大声で叫びたいだけで、 事実はどうでもよいのです。
神に逆らう者は頭にくるとすぐにどなり、 知恵のある人はじっと我慢します。
どこを歩くかで、 その人が賢いのか愚かなのかがわかる。
「ろばはもう見つかったとおっしゃいました。」 しかしサウルは、自分が王として油を注がれたことは黙っていました。