愚か者は忠告を無視し、 知恵ある人は人のことばに耳を傾けます。
「賢い人には、 これらの知恵のことばの深い真理をもっと探究し、 より賢くなり、 人々を指導できるようになってほしい。」 それが彼の願いでした。
知恵のある若者は父親の忠告を聞き、 親をさげすむ子はそれを鼻であしらいます。
自分に自信がありすぎる人は、 なかなか主張を曲げません。 素直に忠告を聞く人は賢くなります。
だれでも、広く歩きやすい道が正しい道と考えますが、 それは死に通じる道です。
賢い人は用心深く危険を避け、 愚か者は自信満々につき進みます。
人はいつも自分が正しいと思います。 しかし、主もそう思っているでしょうか。
広くて歩きやすい道は正しい道に見えます。 しかし、その終点は死です。
忠告はできるだけ聞いて、賢く生きなさい。
どんな行いでも、 もっともらしい理由をつければ正しく見えますが、 神はどんなつもりでそうしたかを見ます。
愚か者より始末の悪いのはうぬぼれが強い者です。
それでいて自分は、 知恵ある人を七人束にしたより利口だと うぬぼれるのです。
貧しくても知恵のある人は、 金持ちだとうぬぼれている人のほうが ほんとうは貧しいことを見抜きます。
自分の知恵を過信してはいけません。 むしろ主に信頼して、 悪の道から離れなさい。 心も体もみずみずしく元気がみなぎります。
知恵のある人を教えなさい。 その人は、ますます賢くなります。 正しい人を教えなさい。 その人は、さらに多くのことがわかるようになります。
貧しくても賢い若者は、どんな忠告も受けつけない、年取った愚かな王よりましです。
パリサイ人は心の中で祈りました。『神様。ありがとうございます。私はほかの人々、特に、ここにいる取税人のような罪人ではありません。人をだましたこともなければ、姦淫したこともありません。
りっぱな人間である自分が、なにもそこまで身を低くする必要はないと思う人は、自分を偽っているのです。