「賢い人には、 これらの知恵のことばの深い真理をもっと探究し、 より賢くなり、 人々を指導できるようになってほしい。」 それが彼の願いでした。
王は、預言者のことばをさえぎりました。「いつ私があなたに助言を求めたか。殺されたくなければ、黙っていることだ。」 「これで、はっきりしました。神様はあなたを滅ぼすおつもりです。あなたが偶像を拝み、私の勧めを聞こうとされないからです。」預言者は、警告を残して立ち去りました。
理解力のある皆さん、私の言うことを聞いてほしい。 神が罪を犯さないことぐらい 子どもだって知っている。
私のことばに耳を傾け、 これから言うことを理解してほしい。
「賢者の皆さん、私の言うことを聞いていただきたい。
ヨブさん、知恵ある人なら、 あなたが思慮のない話し方をしているという 私の意見に同意するはずだ。
人の言うことを聞く気がある人は、 知識を得ることができます。 叱責に耳をふさぐ者は愚か者です。
人をさげすむ者に知恵は寄りつかず、 思慮のある人には、知恵のほうからやって来ます。
知識のある人はいつも、 新しいことを知ろうと努力します。
人をさげすむ者を罰すれば見せしめになり、 知恵のある人をしかると、ますます賢くなります。
知恵のある人は聞くだけで学ぶことができます。 愚か者は、人をばかにする者が罰を受けるのを 見るまでは、学ぶことができません。
わたしの言うことを聞いて、 知恵ある人になりなさい。 耳をふさいではいけない。
知恵のある人を教えなさい。 その人は、ますます賢くなります。 正しい人を教えなさい。 その人は、さらに多くのことがわかるようになります。
私は再び今の世を見て、足の速い人が必ずしも競走で勝つとは限らず、強い人が必ずしも戦いに勝つわけでもなく、知恵ある人が貧しい暮らしをし、実力があるのに認められない人がいることを知りました。あらゆることが偶然の組み合わせであり、すべては時と機会とによって決まるのです。
あなたがたは賢いのですから、私の言うことが正しいかどうか、自分で考え、判断してください。
これを守れば、知恵のある賢明な国民だと評判になるでしょう。回りの国々がこれを知ったら、『イスラエル人ほど賢明な国民はいない』と驚くに違いありません。