災いが嵐のように襲いかかり、 恐れや苦しみに打ちのめされそうになるとき、
災難が降りかかって悲鳴を上げても、 神は聞いてくださらない。
神は、老いも若きもいっしょに掃き捨て、 あっという間に滅ぼされます。
しかし心配はいりません。 たとえ彼らが海鳴りのような大声を上げても、 神はたちまち沈黙させます。 彼らは一目散に逃げ、風に吹き飛ばされるもみがらや、 嵐にもてあそばれるちりのようになります。
このような悪者どもを吹き飛ばすために、 わたしは激しいつむじ風を送る。
神は怒るのに遅いが、いったん怒ると、 その力は信じられないほどで、簡単には赦さない。 その力を恐ろしい台風や暴風雨の中に示し、 渦まく雲も、 神の足の下でかき立てられる砂ぼこりのようなものだ。
罪を犯し続ける人には、ユダヤ人にも外国人にも、同じように悲しみと苦しみが降りかかります。
人々が、「万事順調で、平穏無事だ」と言っているような時、突然、災いが襲いかかるようにやって来ます。それはちょうど、出産の時、母親に陣痛が襲うのと似ています。その災いから逃れることができる人はいません。身を隠す場所など、どこにもないからです。