ふだんは優しい男でさえ、兄弟や妻はおろか子どもにまでむごい仕打ちをします。
もう一人はとても貧乏で、財産といえば、苦労してやっと手に入れた雌の子羊一頭だけでした。彼はまるで自分の娘のように、子羊をしっかり腕に抱いて寝ました。また、彼の子どもたちも子羊を大そうかわいがり、食事のときは自分の皿やコップに口をつけさせるほどでした。
主は、恐れかしこむ者に対しては、 父親のように優しい思いやりを示してくださいます。
悪者とつき合ってはいけません。 気に入られたいとか、贈り物をもらいたいとか 思ってはいけません。 いかにも親切そうに見せかけて、 ほんとうはあなたを利用しているのです。 彼らのごちそうは、食べると気分が悪くなり、 吐き出してしまいます。 礼を言ったことさえばからしくなります。
金持ちになろうとあせる者は、 かえって貧乏になります。
「いや、母親がわが子を忘れ、 愛さなくなることがあるだろうか。 たとえそんなことがあっても、 わたしはあなたを忘れない。
だれも信用するな。 親友も、妻でさえも。
それとも宮殿に住む王子のように、きらびやかに着飾った人に会えるとでも思ったのですか。
自分の金をどう使おうと自由だろう。私がほかの者たちに親切なので、あなたは腹を立てているのか。』
ひそかにあなたがたをそそのかして外国の神々を拝ませようとする者には、近い親類や親しい友人、あるいは血を分けた兄弟、愛する妻や子であっても、
もうじき負債免除の年だからと、貸すのを断ってはいけません。その人がどうしようもなくなり、主に訴えたら、言い逃れはできません。悪いのは明らかにあなたです。
激しい包囲攻撃の中で、わが子の肉さえ食べるほどの食糧難に見舞われます。
町の中には食べる物が何もなくなり、飢えをしのぐためにわが子の肉を食べるばかりか、それを一人占めにしようとする者さえ出るでしょう。