その人が貧しくて、外套しか担保として出せない場合は、夜の間はそれを返してやりなさい。あなたがそれを掛けて寝てはいけません。返してもらった人は、これで寒さをしのげると感謝するでしょう。主はあなたの正しい行いをちゃんと認めてくださいます。
あなたは、相手の着ている物を みな担保に取らなければ、 困っている友人に金を貸さなかったのではないか。 彼らから身ぐるみはぎ取ったに違いない。
だから貧しい人は着物もなく、裸で歩き回り、 お腹をすかせながら、他人の食糧をかついで働く。
貧しい人や孤児のろばまで奪われているではないか。 貧しい未亡人たちは、 担保に入れたわずかの物さえ取り立てられている。
寒くても、裸で夜を過ごす。
悪者は貧しい人に金や穀物を貸す前に、 父のない子を母親の乳房から奪い取り、 その赤ん坊をまず担保として取る。
相手が持って来るのを外で待ちなさい。
外国からの移住者や身寄りのない子を正当に扱いなさい。借金のかたに未亡人の外套を取ってはいけません。