「それなら、また別の場所へ連れて行ってやろう。そこからなら、やつらをのろってもいいと、神は言われるかもしれない。」
しかし、神が私について考えていることは変わるはずがない。 神の決めたことは、だれにもくつがえせない。 神は、望みどおりのことを意のままに行うからだ。
人はたくさんの計画を立てますが、 主の計画だけが成るのです。
どんなに賢明な人でも、 どんなに良い教育を受けた人でも、 主と対等にやり合うことなどできません。
主が取り決めた計画をだれが変更できるでしょう。 いったん動きだした神の御手は、だれも止められません。
「わたしは主であり、決して変わることがない。 あなたがたは滅ぼし尽くされてはいない。 わたしのあわれみは永遠に変わらないからだ。
「では、やつらがほんの一部しか見えないこちらに来い。そのくらいの数なら、のろってもかまわないだろう。」
「王様、私は主がお告げになったことだけをお伝えすると、最初に申し上げたではありませんか。」
王はバラムを、荒野を見下ろすペオル山の頂上に連れて行きました。
神の賜物と招きは決して取り消されないからです。