エジプトを出てから二年目の第二月の一日(太陽暦の四月十五日)、イスラエルの人々がシナイ半島で野営していた時のことです。神は、幕屋(イスラエルの民が神と会う聖所、天幕)の中にいたモーセに告げて言いました。
ソロモン王が神殿の建設にかかったのは、即位後四年目の春のことでした。イスラエルの民が奴隷となっていたエジプトを出てから四百八十年後のことです。
エジプトを出てから三か月後、イスラエル人はシナイ半島に入りました。
レフィディムの野営地をたたみ、シナイ山のふもとに来て、そこにテントを張ったのです。モーセは神に会うため、ごつごつした岩山を登りました。すると、どこからともなく、主の呼ぶ声が聞こえました。「モーセ、人々にわたしのことばとして伝えなさい。
わたしはそこであなたに会い、ケルビムにはさまれた『恵みの座』からあなたと語る。箱にはわたしの契約のおきてを納める。わたしはそこから、イスラエルの人々に命じることをあなたに伝える。
二年目の第一の月の一日に、幕屋が組み立てられました。
「第一の月の一日(ユダヤ暦による。太陽暦では三月中旬)に、神の幕屋を組み立てなさい。
さて主は、幕屋(主がイスラエル人と会う天幕、聖所)からモーセに語りました。
以上は、シナイ山で主がモーセに告げた、イスラエルの民への命令です。
イスラエル人がエジプトを出てから二年目の第一の月に、主はシナイの荒野でモーセに告げて言いました。
こうしてみると、カデシュに着いてからゼレデ川を渡るまで、実に三十八年もかかったことになります。それというのも三十八年前、すでに成人し、戦いに出られるようになっていた者が死に絶えるまでそうはならないと、主が誓われたからです。そのおことばどおり彼らは全員、罪の報いを受けました。
この四十年間、わたしが守り、祝福していたからこそ、あなたがたは果てしもない荒野をさまよいながらも、不自由なく過ごせたのだ。』