すると、主は一人の御使いを遣わして、すべての将校、将軍とともにアッシリヤ軍を全滅させたのです。セナケリブは面目をつぶされ、すごすごと国に引き揚げていきました。そのうえ、自分の国で神の宮に来たところを、実の息子たちに殺害されてしまったのです。
死の使いがエルサレムに災いの手を伸ばそうとした時、主は事態をあわれんで、主の使いに中止するよう命じました。ちょうど主の使いは、エブス人アラウナの打ち場のそばに立っていました。
イザヤは人をやって、主に告げられたことばを王に伝えました。「イスラエルの神、主はお語りになります。『わたしはあなたの祈りを聞いた。
そこでヒゼキヤ王と、アモツの子の預言者イザヤは、天の神に祈り叫びました。
こうして主は、ヒゼキヤ王とエルサレムの人々とを救い出し、彼の全領土には平和が訪れました。
神の知恵と力は底知れないのだ。 今まで、神に反抗して 成功した者など、いないのだから。
敵対する者には恥を見させ、 ダビデ王家は栄光に輝かせよう。」
主から王に定められた私は、 幾度となく、奇跡的に救い出されました。 いつも愛と恵みを注いでいただきました。 主は、私の子孫をも同様に、 お恵みくださることでしょう。
復讐心に燃えた敵は、私たちを常にさげすみ、 あざけり、なじり、のろっています。
主はこの世の君主のいのちを絶ち、 諸王に恐ろしいことを用意なさるのです。
最強の敵でさえ征服されて死体を横たえ、 一人として手向かって来る者はありません。
あなたの叱責のひと声で、 敵の軍馬は騎手もろとも倒れました。
人々はあなたを非常に恐れ、 誰ひとり御怒りに耐えることはできません。
高慢な人は恥をかきますが、 謙遜な人は知恵を身につけます。
プライドが高すぎると身を滅ぼし、 高慢は失敗を招きます。
占領した国々の王に高官たちを据え、得意げに言う。
「わたしは、イスラエルに攻め込んだアッシリヤ軍を 打ち破り、わたしの山で踏みつけることに決めた。 わたしの民は二度と彼らの奴隷にならない。
その時、アモツの子イザヤは使いをやり、ヒゼキヤ王にことづけを伝えました。「イスラエルの神、主のお告げがありました。主は、あなたがアッシリヤの王セナケリブのことで祈るのを、お聞きになりました。
わたしは主である。これがわたしの名だ。 わたしは、ほかの者に栄光を譲るようなことはしない。 わたしの栄誉を、彫刻した偶像たちに 与えるようなことは絶対にしない。
王は言いました。「シャデラク、メシャク、アベデ・ネゴの神はすばらしい! 王の命令を拒み、自分たちの神以外の神を拝むくらいなら死もいとわないほど信仰に徹したしもべたちを、御使いを送って救い出してくださるとは。
私の神が御使いを送り、ライオンの口をふさいでくださったので、ライオンは何もできませんでした。それは、神の前で、私に罪のないことが認められたからです。また、王に対しても、何も悪いことをしていないからです。」
するとたちまち、主の使いがヘロデを打ったので、彼は病気になり、やがて体中にうじがわいて死んでしまいました。神だけにふさわしい賞賛をわがものとし、神に栄光を帰さなかったからです。